
今回はフィリピンに移住を考えている方々のために、日本人が住みやすいお勧めの都市・街をご紹介していきたいと思います。あくまでも個人的な意見なので、参考の一つとして読んでいただければなと思います。
マカティ
フィリピン経済の中心とも呼ばれているマカティは、日系企業などが並ぶビジネスシティとも呼ばれています。
その他にも高級住宅街が密集しており、比較的治安も良い都市として知られています。
リトルトーキョーもマカティに位置しているので、日本食品店や日本食レストランへのアクセスも簡単です。
ビジネス関係で移住する方にお勧めの都市とも言えます。
主な観光スポット:アヤラ三角庭園、グリーンベルト・パーク、マインド博物館、パワープラントモールなど。
セブ
フィリピンといったらセブを一番に思い浮かぶ方が多いのでないでしょうか。
日本からの直行便もあるセブは語学校の数も多く、留学を考えている方にはぴったりの都市です。
セブ市東部のマクタン島にはリゾート地が沢山あり、マリンスポーツも楽しめる魅力的な街です。
主な観光スポット:マゼランクロス、カワサンフォール、サント・ニンニョ教会、オスロブ、サン・ペドロ要塞など。
パサイ
メトロマニラにある都市です。マニラの南、マカティの南西に位置しており、NAIA空港を初め、様々な都市へアクセスが楽な場所です。
リゾートワールド、オカダ、シティーオブドリームズなどカジノが隣接するエリアにもなっており、退屈しない街とも言えます。
主な観光スポット:SMモール・オブ・アジア、スターシティ、シティー・オブ・ドリームズ、オカダ・マニラなど
バギオ
首都マニラから車で約7時間程北上した山の上にある街です。
第二次世界大戦当時に日本軍の拠点だったこともあり、街並みは日本の田舎みたいな感じです。
フィリピンの避暑地としても有名な街で、乾季になると観光客が殺到する街でもあります。
気温は平均23度程で、12月になると10度台になる事も。
主な観光スポット:バーナムパーク、マインズビュー、ホワイトハウス、バギオ市場など
ダバオ
ミンダナオ島に位置しているダバオ市は、現大統領のロドリゴ・ドゥテルテ氏が1988年から2016年まで市長を務めていた事でも有名です。
彼はダバオ市を安全で平和の街に使用と様々な施策を取りいえれました。
厳しい営業時間の制限、喫煙、違法タクシーの取り締まり、ドラッグ常習犯などの抹殺など、ドゥテルテならではの施策によってマニラに次ぐ大きさの大都市でありながら、治安は大変良い住みやすい都市です。
ダバオは教育都市ということもあり、教育水準が高いので教師の質は高く、家族と一緒に移住を考えている方やフィリピンへ留学を考えている方にはダバオをお勧めします。
主な観光スポット:アポ山、クロコダイルパーク、フィリピンイーグルセンターなど。
モンテンルパ
マニラから30分程の場所に位置するモンティンルパ市、その中でもアラバンは、メトロマニラ西の高級ベッドタウンとも呼ばれ、町並みは大きな豪邸が並び、緑が多いゆったりとした道路が続くアメリカの様な雰囲気で、治安も良く安全な都市です。
マカティからも1時間ほどで行けるため、マニラ付近のごちゃごちゃした感じが嫌な方はこちらの都市をお勧めします。
主な観光スポット:スーカット・ピープルズ・パーク、シャンボリー湖、ゴルフアンドカントリークラブ
危険地域
出典 : https://www.anzen.mofa.go.jp/info/pchazardspecificinfo_2012T011.html#ad-image-0
フィリピンのなかでも特に危険な地域はこちらです。
間違ってもそちらには行かないようにしましょう。
ミンダナオ地域の中部以西(周辺海域を含む)
レベル3:渡航は止めてください。(渡航中止勧告)(継続)
パラワン州南部(プエルトプリンセサ市以南地域)及びミンダナオ地域の中部以東
(但し,カミギン州,ディナガット・アイランズ州,カガヤン・デ・オロ市,ダバオ市及びジェネラル・サントス市を除く)(周辺海域を含む)
レベル2:不要不急の渡航は止めてください。(継続)
上記地域以外のマニラ首都圏を含む全地域
レベル1:十分注意してください。(継続)
南部のミンダナオ島はレベル2から3とフィリピンの中でも最も高い危険レベルになっています。
イスラム国を樹立しようと企むイムスリム教徒の過激派のテロリストたちが、未だにマラウィエリアで抗戦を繰り広げています。
こちらの地域では日本政府から渡航中止勧告を出しているほどなので、絶対に行かないでください。
危険な目に遭わないためには
フィリピンで危険な目にあわないようにするための心構えをご案内します。
日本ほど治安はよくないので、以下の事に特に注意が必要です。
直ぐに人を信頼しない
特徴としては、必要なことがある時だけに近寄ってくる人は要注意です。絶対に貧しくて可哀そうなどといって、お金を渡したりむやみに人を頼ってはいけません。
危険な目に遭ったら刃向かわない
もしも強盗などの被害にあった場合には絶対には向かわないでください。たとえ高級な物を現金を奪われたとしても、命を守る事を第一に考えましょう。
路上でスマホや財布を出さない
フィリピンでは出来るだけ路上でスマホや財布を出さないようにしましょう。物乞いの子供たちでさえ強盗を行う事があります。緊急の時以外には携帯は使わずに、カバンを体の前で持ち、マニラの街を歩きましょう。
常に危機感を持つこと
大勢の人といるから大丈夫、タクシーの運転手は優しそうだし大丈夫だろうと思っていると、大間違いです。日本から一歩出るという事は、日本の常識が通じないという事です。常に危機感を持って、行動しましょう。
まとめ
フィリピンで移住にお勧めの地域についていかがだったでしょうか?
●フィリピンではビジネスマン、退職者、転職者などにお勧めの都市が沢山ある
●危険な場所には絶対に出向かない
●常に危機感を持って行動しましょう
上記以外にもフィリピンには様々な魅力的な都市があります。
こちらの記事が移住の目的に合った、自分にぴったりの都市を見つける手助けになれたなら幸いです。