
フィリピンの天気や気温の情報をお探しですか?
これから海外旅行や語学留学、移住などでフィリピンへ訪れる予定の方は、1年を通しての天気や気候が気になると思います。
そこで今回のこの記事では、フィリピンの天気や気温について詳しくまとめてみましたので、是非参考にして下さい。
フィリピンの天気や気候
フィリピンには日本のような四季がなく、熱帯性気候なので年間を通して温かい国です。
年間の平均気温は26~27℃で、フィリピンの季節は、大きく分けて雨季と乾季の2つにわけることができ、もう少し細かく分けると酷暑期を加えた3つに区別することができます。
3~6月は最も暑い
日本の場合、5月頃から徐々に暖かくなりはじめ、6月頃から夏がはじまってくるのですが、フィリピンの場合は、3~6月が最も気温が高くなる真夏を迎えます。
この時期の平均気温は、32℃で、日本の真夏と比べると乾燥しているので汗をかいてあまりベトベトすることもありません。
雨は降らず天気の良い日が続くので、夜になってもエアコンが欠かせない程です。
小まめに水分補給と塩分補給が必要な酷暑期と言えます。
7~11月は天気の悪い雨季に
日本は毎年6月になると日本各地で梅雨を迎え、夏を迎える前に過ぎていきます。
フィリピンの場合は、酷暑期が終わる頃に、雨季へと移行し大気が常に不安定な状態になります。
その期間は7月から11月までと長く、雷を伴う雨が1時間から2時間以上にわたり降り続けることや10日間雨が降り続けるなんてこともあります。
一年中気温の高いフィリピンでは、雨季で雨が続き湿度が上がると同時に湿気が多くなり、体感温度も高くなります。
フィリピン旅行でも人気のあるマニラやセブ島、ダバオ、マクタン、ラオアグなどは、まだ排水システムが充分に整っていない為、台風の多いこの時期になると「Baha(バハ)」と呼ばれる洪水が各地で発生し、女性のひざまでもの雨量となることも年に数回あります。
そのため、ニュースでの注意報や警報も一番多い時期です。
また、この雨季中は、蚊を媒介とした伝染病のデング熱が流行り出します。
発症すると高熱だけでなく、嘔吐や関節なども伴い、1週間程入院しなければいけなくなることも。
旅行や留学でフィリピンを検討されている方は、一番避けるべき時期と言えます。
移住を考えている方は、できるだけ高い場所にある土地を選ぶようにした方が良いでしょう。
12~2月は乾季に突入
フィリピンへ訪れるならこの時期が一番快適に過ごせる時期です。
この時期は、雨はほとんど降らないので、日本の5月後半、梅雨に突入する前のような過ごしやすい時期です。
昼間は温度が高いので日本の夏服で良いのですが、夜になると気温が一気に下がり、20℃以下になることがあります。
そのため、少しでも寒いと感じるような場合は、しっかりと布団をかけて寝るようにしましょう。
とは言え、フィリピンで一番過ごしやすいのはこの乾季なので、旅行や留学に向いていると言えます。
現地の天気予報を知るには?
現地の天気は、現地時刻の夕方5~6時にフィリピンのテレビ局(ABS-CBNやGMAなど)で放送されている天気予報で知ることができますが、日本の天気予報のようにピンポイントではなく、大まかなエリアでの予報なので当たらないことも多いです。
そんなときに便利なのが、「AccuWeather」のサイトです。
AccuWeatherは、世界中の天気予報を提供するアメリカの企業で、日本で流行ったポケモンGOに天気情報を供給している会社でもあります。
天候予測はアメリカ国立気象局や国外気象政府機関、環境保護団体や軍部などから得られる膨大な情報源を基に推測し、サイト上で検索したい地域や都市を入力すると地図上で、天気予報と気温を確認することができます。
2018年現在では、AccuWeatherは、スマートフォン用のアプリも提供しています。
もしもの時のために、アプリを入れてトップ画面に常に表示できるように設定しておくとイロイロ便利かもしれませんね。
常に更新されているので、今現在、今日一日の天気を知ることができますよ。
TwitterやFacebookでも人気のあるアプリです。
まとめ
いかがでしたか?
今回のこのページでは、フィリピンの天気や気候の特集として詳しく案内してきました。
フィリピンは、一年を通して温暖なのでアジアの南国とも呼ばれています。
しかし、訪れる時期によっては、毎日雨になり楽しくないなんてこともあります。
そのため、今回紹介してきたことを参考にし、フィリピンでの素敵な思いで作りに役立てて下さい。