綺麗すぎる海

みなさんこんにちは。

フィリピンに旅行、観光といえばセブ島や首都のマニラが主流なのではないでしょうか。

それらの人気都市からのアクセスもよく、フィリピン一平和な都市、ダバオまで足を伸ばしてみてはいかがですか?

今回の記事ではそんなダバオ市の魅力と、絶対に外せない観光スポットやホテル情報も合わせてご紹介していこうと思います。

ダバオ市の概要と特徴

ダバオの風景

ダバオは、フィリピンの南部に位置するミンダナオ島にあるフィリピンでマニラ、セブに続く第3の都市です。

面積は約2,400平方キロメートルで、世界で一番行政面積が広い都市と言われています。

20世紀ごろには、2万人もの日本人が住んでいた日本とも関わりの深い場所です。

ダバオへのアクセス

日本からの直行便は残念ながらありませんので、フィリピン国内で乗り換えをすることになります。

マニラにあるニノイ・アキノ国際空港から約1時間40分、マクタン・セブ国際空港からは1時間程度で到着します。

格安LCCのセブパシフィック航空などを使えば、プロモがある時期にはセブから片道3000円くらいで行けますので、ぜひチェックしてみてくださいね。

ダバオ市内の交通事情

続いてダバオでの交通手段をご紹介します。

一番よく使われているのはやはりどこの地域でも市民の足となるジプニー。

ダバオでは初乗り8ペソ(約21円)から距離によってだんだん値段が上がっていきます。

ジプニーに乗る際には大きすぎるお金だとお釣りをもらえませんので、乗る前に必ず細かいお金を用意しておきましょう。

ジプニーは決まったルートを走っているので、不安な方は運転手さんにルートや料金を訪ねるのも手です。

そして、トライシクルと呼ばれるバイクに座席がくっついたタイプの乗り物も主流です。

大きい道から一本入った道路などでよく乗ります。

料金は大抵7ペソくらいです。

ダバオの環境

お次は旅行や留学で訪れるなら知っておきたい、ダバオの気候や環境についてご紹介します。

実はダバオは、台風が発生する海域よりも南部に位置しているため、フィリピンでありながら台風が来ない都市としても知られています。

そのため、セブやマニラではよくある乾季と雨季の区別がほとんどなく一年を通して一定の気温、湿度、降水量であるため、天気の予測がしやすく過ごしやすい土地です。

ちなみに雨季のセブ、マニラではスコールと言って突然土砂降りの雨が降ったり止んだりが激しいので、観光やアクティビティなどをするのが難しかったりします。

筆者も雨季のセブでボートに乗り沖に出た時、ついさっきまで晴れていたにもかかわらずいきなり激しい雨が降ってきてとても驚きました。

ダバオではそのような心配をせずに、観光を思いっきり楽しめるのが魅力ですね。

また、ダバオにはアポ山という火山があるので、トレッキングなどもできたりします。

ビーチだけではなく山も楽しめるのが嬉しいポイント。

山に行く際には、蚊に刺されないように万全の準備でいきましょう。

また、ダバオはフィリピンの中で最も住みやすい都市として、フィリピン観光省に認定されたほどの治安がいい都市なんです。

では、何故そんなにも治安がいいと言うと、知っている方も多いかもしれませんが、現在のフィリピン大統領、ロドリゴ・ドゥテルテがかつてダバオ市の市長であり、市長時代に行った政策がダバオの治安の良さに繋がっています。

治安のメーターと言われるタクシーは?

安心タクシー

タクシーがその土地の治安のものさしになるくらい、タクシーとその土地の治安は大きく関係しています。

ダバオのタクシー事情は、結論から言いますととてもいいです。

さきほど記述した通り、ドゥテルテ大統領が市長時代の政策で、タクシーがメーターを使用せずにお金をぼったくった場合には、タクシー会社の営業を禁止したため、ドライバーの教育が徹底的になされています。

首都マニラに比べると、全くと言っていいほどドライバーの質が違います。

もちろん、マニラにも良いドライバーさんはいますが、ダバオのタクシーはちゃんとメーターを使ってくれるのでとっても安心できます。

バギオ同様、しっかりお釣りは1ペソ単位で返ってきますよ。

さて、ひと通りダバオに関するあれこれを知っていただいたところで、ダバオを訪れるなら知っておくともっと楽しめる、絶対に外せないダバオの観光スポットやおすすめのホテルをご紹介します。

ダバオの観光スポット

ここからはダバオの観光スポットをご紹介します。

サマル島

ダバオからフェリーで10分の近場に位置するサマール島は、青い海と白い砂浜がとっても綺麗な島です。

海はビーチリゾート地として有名なボラカイ島やセブ島にも引けを取らないほどの透明度です。

ちなみに、フィリピンにはサマル島という名前の島が2つあるので注意しましょう。

ダバオの近くにあるサマル島は、アイランド・ガーデン・シティ・オブ・サマルという別名があるようです。

フェリーのお値段は乗る場所にもよりますが約10〜20ペソくらい。

ホテルに泊まらなくてもデイユースでも十分楽しめると思います。

サマル島の中でのおすすめデイユースはCosta Marina Beach Resortという場所で、150ペソで思う存分サマル島の海を満喫できちゃいます。

The Philippines Eagle Center (フィリピンイーグルセンター)

格好いい鷲

こちらの施設はその名の通り、フィリピンイーグルがすぐ近くで見れちゃう迫力満点の観光スポット。

少しダバオ市からは離れた場所に位置していますが、フィリピンワシ自体がとても貴重な動物であるためわざわざ足を運ぶ価値はあるのではないでしょうか?

フィリピンワシ以外にも、サルやワニ、フクロウなどの動物たちにも会えるチャンスです。

動物がお好きな方は特に行く価値ありです。

Eden Nature Park (エデンネイチャーパーク)

こちらのエデンネイチャーパークはアウトドア好きにはたまらない、山中にある宿泊施設やアクティビティが併設されている施設です。

こちらもまたダバオ市から1時間半くらい乗り物に揺られた位置にあります。

自然豊かなところで滞在しながら、スカイスライダーやプールがあったり、ハイキングコースもあるので飽きることなく自然を満喫できちゃいますよ。

ちなみに、パーク内にあるレストランでは、パークで育てた自家製野菜を使った美味しいお料理たちをいただくこともできます。

また、そこからはダバオ市とダバオ湾を一望できる最高のロケーションです。

時間帯や行く時期によってはタクシーが捕まらなかったりする時があるので、不安な方は行く際には前もってタクシーを手配しておくなどの準備をしておくと安心かもしれません。

Roxas Night Market(ロハス・ナイトマーケット)

次にご紹介するロハス・ナイトマーケットは、ダバオでとても有名なナイトストリートマーケットです。

主に服、靴、日用品、アクセサリー、ストリートフードなどたくさんの種類のものを取り扱っています。

そしてとにかく値段が安い。

ショッピングモールとは比べ物にならないくらい安いので、お土産などをたくさん買いたい方はもちろん、目的がない方でも歩いてるだけで楽しめちゃうので、是非是非行ってみてください。

治安はいいと行っても、やはり外国は外国なので、犯罪に巻き込まれないためにも大金を持って行ったり高価なものを身につけないなどの対策は一応しておきましょう。

16:00ごろからお店の準備がはじまり、お客さんも一気に増えてきます。

ちなみに場所はアルデビンコショッピングセンターのロハス通りです。

東南アジアらしい雰囲気を一気に感じるナイトマーケット。

マーケット内で売られている商品はどれも破格ですので、十分に楽しめる観光スポットです。

ダバオのホテル情報

癒したっぷりのホテル

最後に、ダバオに滞在するなら是非泊まりたい、評価も高いホテルをご紹介します。

マルコ・ポーロ ダバオ

まずは、ダバオの中で最も格式高いであろうマルコ・ポーロダバオです。

その割にお部屋は1泊1万円代とお手頃。

少し小さめですが、プールやフィットネスジムもあり楽しめるかと思います。

空港からは少し離れた場所にあるのですが、1時間に一本間隔でホテルまでシャトルバスが出ていますので、乗車する際は予約をしておきましょう。

CM Recto Street, Davao City, Mindanao 8000, Philippines

パーク・イン・バイ・ラディソン ダバオ

こちらのホテルは隣にSMモールがありとても利便性が高いホテルです。

空港からも15分の距離にあります。

お部屋内も清潔感があり、シンプルで過ごしやすいホテルです。

Asian Highway 26 J.P. Laurel Ave., Davao City, Mindanao 8000, Philippines

セダ アブリーザ ダバオ

こちらは口コミで1位を獲得したホテルです。

空港からはタクシーで20分程度です。

お値段は大体1万円程度、徒歩五分の距離にAYALA ABRIZA MALLという大型ショッピングモールがあり価格は少しだけ高めですがとても便利です。

とても清潔感のあるホテルで、モダンな雰囲気の綺麗な建物ですよ。

料金は1万円前後です。

J.P. Laurel Avenue, Bajada, Davao City, Mindanao 8000, Philippines

まとめ

いかがでしたでしょうか?

フィリピン旅行王道のセブやマニラもいいですが、ご紹介したような魅力溢れるダバオにも是非足を運んでみてくださいね。

治安もとても良いので、お子様連れの家族旅行や留学、ひとり旅にもぴったりです。

フィリピンに旅行に行かれる際は、ダバオも視野に入れてプランを組むのに参考にしてみてください。

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