
みなさんこんにちは。
フィリピンにあるバシラン島という島はご存知ですか?
フィリピンといえばビーチを思い浮かべる方がほとんどだと思います。
人気の観光地であるセブ島やボラカイ島の海も素敵ですが、フィリピンは7000以上もの島からなる国だけあって、そのほかにも知る人ぞ知る綺麗な海が満喫できる離島がたくさんあるんです。
今日は海が大好き!だけどあんまり観光客が多いのはちょっと、という方やフィリピンのもっと違う場所を訪れてみたいという方向けに、バシラン島の魅力と絶景穴場スポットをご紹介します。
バシラン島に関するあれこれ
バシラン島はフィリピン南部、ミンダナオ島の最西端サンボアンガ半島の西側にあるスールー諸島というところに属しており、周辺の約50の小島とバシラン州という州を構成している島です。
州都はイサベラ市で、イサベラ港は島の玄関口として機能しています。
また、人口の多くがムスリムの人々で、イサベラ以外はムスリムミンダナオ自治区に属しています。
島には、先住民族のヤカン族と呼ばれる人々の織物が主なお土産として売られています。
パイナップルなどから繊維をとって織物を作っているそうですよ。
カバンや小物入れなど、カラフルで綺麗なものがたくさんあるので、訪れた際には是非記念としてお土産に買うことをおすすめします。
バシラン島へのアクセス
バシラン島へは、マニラから国内線で乗り換えてサンボアンガ空港まで行き、そこからフェリーに乗り換えてバシラン島のイサベラ港に着く方法があります。
ちなみに、マニラからサンボアンガまではフィリピンのLCCであるセブパシフィック航空を使って5000円程度、約1時間40分のフライトです。
サンボアンガからイサベラまでは約1時間で、1日の本数がけっこう多いのも安心ですし、高速船を使えば約30分で着きます。
料金は船のタイプにもよりますが、60~100ペソです。
フェリーの本数が多いので、日帰りでも十分に楽しむことができます。
ちなみに最終便は出航の20〜30分くらい前にゲートを閉めてしまうので、早めに港についていることをおすすめします。
フィリピン・タイムと言われるくらいフィリピンの国民は時間にゆるいですが、早めに行動して損はありません。
間に合わなかったら洒落になりませんので、時間に余裕を持って行動することを心がけた方が吉です。
バシラン島の治安
実はバシラン島は以前、イスラム系のアブサヤフという過激派組織の活動拠点があったとされる島で、その組織による誘拐事件の現場にもなりましたが、現在の状況はフィリピン国軍による一掃作戦が成功し、組織の影は無くなり治安は回復しつつありますので、問題はないと思います。
島内の乗り物でも、ぼったくられることはほぼ無いのでその辺もマニラに比べると安心かと思います。
島内の交通手段
バシラン島内でも、フィリピンの他の地域と同様乗合バスのジプニーとバイク型のトライシクルが現地フィリピン人たちの生活の足となっています。
島の外側を国道が走っており、ジプニーやバスが通っています。
バシラン島では、国道から一本入った通常の道路ではトライシクルがほとんどです。
島内の情報
港を降りて見える赤い屋根はパブリックマーケットで、現地民の生活の支えになっています。
現地の雰囲気を感じたい方は行ってみてください。
イサベラ港を出たところには魚市場、さらに進んだメインストリートにはフィリピンでは有名なファストフード店のジョリビーや州庁舎、シティーホール、教会、公園などが密集しています。
そのまま真っ直ぐ進むと、ラミタンシティー方面に向かいます。
もし、島内に関する詳しい情報や観光に関する情報や疑問など、なにか知りたいことがあれば現地の州庁舎や市役所の中に観光案内所がありますので、そこで聞くことができます。
現地語がわからない旅行者にとって、観光案内所では英語が通じるので心強いしありがたいですよね。
また、観光案内所には旅行者用の観光パンフレットなども置いてあるので気になる方は行ってみてください。
穴場スポット
バシラン島に来たら是非訪れたい、最高の穴場スポットたちをご紹介します。
日帰りならどこか1つに絞って楽しむもよし、時間がたっぷりあるなら全部行ってみるも良しです。
Malamawi Beach(マラマウィビーチ)
マラマウィビーチは、バシラン島の対岸に位置するマラマウィ島にあるビーチです。
イサベラ港からほんの10分で行けちゃう、絶景スポットの1つ。
あまりフィリピンを訪れる観光客に知られていない穴場スポットなだけあって、とっても静かでフィリピンならではの青く透き通った海と白い砂浜を心ゆくまで満喫することができるスポットです。
バシラン島やマラマウィビーチの海は透明度がとにかく高く、エメラルドグリーンに輝く海が本当に最高ですよ。
写真映えすること間違いなしです。
Calugusan Beach(カルグサンビーチ)
もう1つ、バシラン島内のオススメビーチをご紹介します。
こちらのビーチは、イサベラ市の東に位置するLamitan city(ラミタンシティー)という場所にあるプライベートビーチです。
こちらは通称ホワイトビーチと呼ばれ、海の透明度がとっても高く、真っ白な砂浜とのコントラストがとても美しい場所です。
シンプルで小ぶりなコテージもあるので綺麗な海を眺めながらゆっくりするのもよしです。
こちらもインスタ映え確実なスポット。
BulinganFalls(ブリンガンフォールズ)
こちらの滝は、バシラン島内陸部のある自然豊かな場所にあります。
不規則に積み重なった長方形の岩岩から水が流れる光景は、どこか神秘的で自然の力を感じることができるスポットです。
お水の透明度がとても高く、自然のプールとして現地のフィリピン人たちがたまに泳いでいる光景を目にします。
緑豊かな場所でリフレッシュしたい方におすすめです。
雨が降らない日には、水がエメラルドグリーンのような色になり、太陽の光が反射するとキラキラしてさらに美しい景色を見ることができます。
どのスポットも、情報が少なくあまり知られていないため観光客が本当にいないです!
欧米系の旅行者さんは知ってる人も多いので、たまに訪れる旅行者さんもいますが、日本人はほとんど見かけません。
その分、まるで自分だけのプライベートビーチのような贅沢気分を味わえること間違いなしです。
まとめ
いかがでしたか?
本記事では、バシラン島の街に関する情報やおすすめ穴場スポットをご紹介しました。
日帰りでも綺麗な海を満喫できますので、ミンダナオ島に滞在する予定の方はさらに行きやすいかと思います。
その他地域からでも飛行機のアクセスが良いのでフィリピンに長期滞在する予定で時間に余裕がある方や、バシラン島の海を堪能したい方はぜひぜひ!魅力溢れるバシラン島に足を運んでみてくださいね。
バシラン島が気になった方は、旅行のプランを組み立てる際にぜひこの記事を参考にしてくれれば嬉しいです。